「FESTIVIN」en 渋谷ヒカリエ


12月9日(日)渋谷ヒカリエにて「フェスティヴァン」が開催されました。
3回目になる今回、初めて行かせていただきました。
自然派ワイン+国産ワイン+自然派を扱っている各レストラン」という世界に、本当に多くの一般の方が共感し参加されていました。

このニゴリ。いい色ですねぇ〜。

もしやこの方は〜!ずっと叫んでいました・・・。

自然派ワイン」という一つのキーワード。
このカテゴライズの勢いは、多くの人々を虜にし、そして、動かしている。

とても勉強になった会でした。



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ここまできた!プリオラートの雄!


(ボケボケ写真ですみません!!)


スペインワインは「リオハ」や「リベラ・デル・ドゥエロ」が主流で、フランスワイン、イタリアワインと携わってきた私は、スペイン畑に足を突っ込んだ頃、クリアンサから始まり、レセルバ、グランレセルバという「熟成」と向き合いながら、ブルゴーニュ張りの華やかで深みのある香味に、スペインワインの将来を見据えていました。

スペインワインをメインに扱う。その中心となるのが、プリオラート。
その時は、フランスワインでもなく、イタリアワインでもなく、そして「スペインワインでもない」と言っても過言ではない、今まで味わった事の無い香味でした。
正直、何度味わっても、頭に入ってこなかった。ワインを勉強したての頃に、お客様からお裾分けでいただいたロマネコンティのようだった。
「煙たい」「アルコール強い」「甘い」そして「おいしくない・・・」

これを一押しで売らなくてはいけない。料理に合わせて提供しなくてはいけない。無知である。

その中心にあったのが、「アルバロ・パラシオス」。
レス・テラセス、フィンカ・ドフィ、レルミタであった。(安かったなぁ〜・・・)
その頃はこの3者の味わいの分析に必死だった。各ヴィンテージの癖・状態、提供温度、グラス、抜栓&デカンタージュ有無、デカンタの形状、当て方、メイン料理の時に良い状態へ持ってくる為の経過時間・・・等々。

そういえば、2005年の万博開催の際に、まだ見ぬプリオラートのワインが一同に日本に集まった時、「これはチャンス!」と抜栓後時間が経ち酸化してしまった(私は出張中でした・・・)数多くのプリオラートのワインをとことん試し、自分のプリオラート指標なるものを作っていました。

やはりその頃のプリオラートは、どことなく垢抜けなく、かっこ付けだったような印象が、今思うと私には感じてなりませんでした。ブーム、流行、価格上昇。味わいもそのカラーが濃かった。
もちろん、中には優等生的な存在もあったし、「MOO」でいただいたペルディスとバルサミックなバイ・リャックのマリダヘは最高だった。


あれから数年・・・
以前から何回か向き合っているアイテムが入荷したので、試してみた。
第一印象は「プリオラートもここまで来たんだなぁ〜」でした。
そのしなやかさには、ビックリし、頭の中でタイムマシーンに乗って時を遡っていました。

さすが!としか言いようがない程、洗練されたスタイル。

プリオラートは変わった!とは聞きますが、ピンときている方は少ないはず。なかなか日本では受け入れてもらえないのも事実。昔があって今がある。その片鱗が分かれば理解するのに楽なのだが。ましてや、プリオラートのワインスタイル自体、把握出来ているかいなか・・・。

スペインワインを知りたければ、これほど秘境で、探しがいのある、避けては通れない産地。
今のプリオラートに目を向け、生産者に目を向け、片っ端から好みを探す。その中で気付くはずです。

「プリオラート。面白い。」

ここまできた。さすが、アルバロ・パラシオス

ただ・・・待てよ。

私が変わっただけかも・・・。


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「スペインワイン&フード商談会 2012」en 新宿


去る11月5日(月)、新宿の京王プラザホテルにて、「スペインワイン&フード商談会 2012」が催されました。
出展は46社という多さ。なかなか全部を回るとなると体力勝負か(!?)

まずはセミナー傍聴。
去年の春にもセミナー題材に挙げられた、スペインを代表する白ワイン「DOリアス・バイシャス」。
今回も生産者協会を代表して、Ramón Huidobro氏(リアス・バイシャス原産地呼称統制委員会事務局長)が来日し、「アルバリーニョ」種を中心に、DOリアス・バイシャスについてのセミナーでした。

7つのお題。1 Localizacion 位置
       2 Territorio 地域性
       3 Clima 気候
       4 Suelo 土壌
       5 Factores Humanos 人的要因
       6 Las Variedades 品種
       7 Consecuencias まとめ

ガリシア古来から伝わる「ミニフンディオ」の他産地に比べてはるかに小さい事。そしてコストのかかる棚仕立て。こうして話しを聞くことによって、テイスティングの際の判断基準が変わるに違いない。単に「葡萄」「産地」だけではない何かを得られる。

ただ、一つだけ付け加えたいお題。それは「ソムリエ・サービスとしては・・・」。
レストランでワインをサービスするのは、私たちサービスの人間。とても重要。というか、理解してる してないでは、扱いが変わってきてしまう=香味が変わってしまう。
葡萄・産地はもちろん、醸造・熟成方法、ステンレス、バリッカ、セメント、フードル、ソブレリアス、瓶熟成、グラス、提供温度、料理、扱い方&サービス方法、TPO・・・考え出したらきりがない。
・・・・・ま、いいか。ここからは、それぞれ。

気になったのは、昨年2011年1ヘクタールあたりの葡萄の平均収穫量9,000kgに対し、今年2012年は半分の4,500kg。
花ぶるい。El Corrimiento de la Uva(Millerandage だったらいいネ)。今年のボージョレも、この話題で意見さまざま。
この事も踏まえ、やっぱり「生産者」に注目しておくべし。


とても勉強になったセミナーが終わり、試飲会会場へ。
ここからは。。。ラテンでした。


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”シャンパン・カヴァ・フランチャコルタ”泡の最新事情「Pen」


「Pen」の最新号で、”シャンパン・カヴァ・フランチャコルタ”が特集で紹介された。
それぞれの基本項目から、注目のワイナリー、初級編〜上級編別の注目アイテム、シチュエーション別おすすめアイテム、泡が楽しめるレストラン、等々、泡好きには嬉しい、内容の濃い特集になっています。

”情熱の太陽が、カヴァをひときわ美味くする”の文で始まるカヴァのページ。
地図あり、Q&Aあり、基本の「き」がびっしりと記載されている。

「アルテザナル(職人芸)の造り手」

”ブルット・ナトゥーレの先駆者”と呼ばれている「リョパールLlopart」が、こう紹介されています。(私の大好きなカヴァの中のひとつ!)

他、数多くのカヴァがこれでもか!と紹介されています。(素晴らしい!!)

そして、「カヴァの楽しめるお店」として紹介されました。

カヴァの世界は無限大。けっして何ひとつ同じものはない。
適材適所のカヴァ。
このツボがはまると、けっして抜けられない。

この機会に「Pen」片手に「CAVA」を味わってみてください!!


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今年もキタァ〜!第3回スペインワイン祭りに参加しよう!

http://www.vinosdeespana.jp/

11月3日(土)にスペインワインが楽しめるイベントが開催される。
3回目になるこの催し。今の最先端のスペインワインが集結します。
ワインが美味しいこの季節、スペインワインで盛り上がってみてはいかがでしょうか?
案内を載せました。
ぜひぜひ皆さん、足を運んでみてくださいネ!!


『第3回スペインワイン祭り』概要

◇会場:スペースシャワーTV ザ・ダイナー (東京・渋谷)
◇日時:2012 年11 月3 日(土) 14:00〜16:30 (13:30 受付開始)
◇会費:5000 円(事前振込制)
◇申込方法:右記サイトからhttp://www.vinosdeespana.jp/
◇申込締切:10月20日(土)
◇定員:350名(定員に達し次第、締切とさせていただきます)
◇主催:スペインワイン祭り実行委員会
◇後援:スペイン大使館経済商務部
    シェリー委員会
    日本輸入ワイン協会

※この会は魅力的なスペインワイン100種以上をとことん楽しんでいただくためのものです。
  ピンチョスなど軽いフィンガーフードはご用意しておりますが、食事会ではありません。
  あらかじめご承知ください。


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バレンシア州のエレガンス


先日、スペイン・バレンシア州 レケナ市のワイナリー ”フィンカ・サン・ブラス”より、ディレクターのアントニオ・サオネロ氏とエンジニアのカルロス・リサマ氏が、ワイナリー和泉屋さんのご好意により、ご来店下さいました。

試飲させていただきました4アイテム(白1・赤3)は、今日のスペインワインの著しい品質の向上を意識したとも言える、予想をはるかに超えたワイン達でした。

2011 San Blas Blanc サン・ブラス・ブラン
シャルドネ50% メルセゲラ25% シュナンブラン25%
とても上品な印象。且つ、気軽さを併せ持つバランスのとれた白ワイン。微妙な温度変化によって表情が変わる。

2008 LomAlta ロマルタ
ボバル30% メルロ20% カベルネソーヴィニヨン20% テンプラニージョ20% シラー10%
スペインワインを楽しむ。には、もってこいのアイテム。軽快さと複雑さ、そして豊かな果実味。

2005 Las Hormas ラス・オルマス
   メルロ90% テンプラニージョ10%
一見硬く冷たい表情の奥には、個性溢れるポテンシャルが垣間見える。ワインと会話したサービスが出来るかが鍵。

2006 Labor del Almadeque Reserva de la Familia ラボール・デル・アルマデケ レセルバ・デ・ラ・ファミリア
   カベルネソーヴィニヨン50% テンプラニージョ50%
優雅な気持ちにさせてくれるハイコストパフォーマンスワイン。スペイン黄金比醸造・熟成。

ディレクターのアントニオ・サオネロ氏(右)とエンジニアのカルロス・リサマ氏(左)

以前に比べると、少しづつ日本でも楽しめるようになってきたバレンシア州の高品質ワイン。
しかし、このフィンカ・サン・ブラスのワイン達は、1歩先を進んでいる感があった。
「テルーニョ」
こだわりのバレンシア州のエレガンス。


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おまとめ ワインライフ 4

あっという間に夏が過ぎ、そろそろ食欲の秋!に突入。
その前に・・・更新忘れのワインライフ。

ボルドースタイルのワイン会。

近所のワイン屋さんで購入。心地よいすっきり感。グビグビでした。

”ブラータ”チーズに合わせたフィアーノ。

チャーミングなトスカーナ。蒲焼と。

グラッパ「POLI」テイスティング

「ワカヌイ」にてニュージーランド

スペインワインの今を知るには、ぜひこのワインを!

大好きなカラオベハス。近所の魚屋さんにいただいたマグロのカマ。

”アルス・ヘリピンス”のグロリアさんとベルタちゃんより「ワイン哲学」の一言。

マヨルカのメルロ種の白とカベルネ。品質の高さに脱帽!

おまとめ ワインライフ 4・・・でした。
(ブログ更新 サボってしまってすみません)


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