「スペインワイン&フード商談会 2012」en 新宿


去る11月5日(月)、新宿の京王プラザホテルにて、「スペインワイン&フード商談会 2012」が催されました。
出展は46社という多さ。なかなか全部を回るとなると体力勝負か(!?)

まずはセミナー傍聴。
去年の春にもセミナー題材に挙げられた、スペインを代表する白ワイン「DOリアス・バイシャス」。
今回も生産者協会を代表して、Ramón Huidobro氏(リアス・バイシャス原産地呼称統制委員会事務局長)が来日し、「アルバリーニョ」種を中心に、DOリアス・バイシャスについてのセミナーでした。

7つのお題。1 Localizacion 位置
       2 Territorio 地域性
       3 Clima 気候
       4 Suelo 土壌
       5 Factores Humanos 人的要因
       6 Las Variedades 品種
       7 Consecuencias まとめ

ガリシア古来から伝わる「ミニフンディオ」の他産地に比べてはるかに小さい事。そしてコストのかかる棚仕立て。こうして話しを聞くことによって、テイスティングの際の判断基準が変わるに違いない。単に「葡萄」「産地」だけではない何かを得られる。

ただ、一つだけ付け加えたいお題。それは「ソムリエ・サービスとしては・・・」。
レストランでワインをサービスするのは、私たちサービスの人間。とても重要。というか、理解してる してないでは、扱いが変わってきてしまう=香味が変わってしまう。
葡萄・産地はもちろん、醸造・熟成方法、ステンレス、バリッカ、セメント、フードル、ソブレリアス、瓶熟成、グラス、提供温度、料理、扱い方&サービス方法、TPO・・・考え出したらきりがない。
・・・・・ま、いいか。ここからは、それぞれ。

気になったのは、昨年2011年1ヘクタールあたりの葡萄の平均収穫量9,000kgに対し、今年2012年は半分の4,500kg。
花ぶるい。El Corrimiento de la Uva(Millerandage だったらいいネ)。今年のボージョレも、この話題で意見さまざま。
この事も踏まえ、やっぱり「生産者」に注目しておくべし。


とても勉強になったセミナーが終わり、試飲会会場へ。
ここからは。。。ラテンでした。


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