スペイン横断ワイン三昧の旅 VOL.4

ここでのお気に入りワイン

DOマドリーのBARでの宴会!?が、ようやく終わり、皆は長旅の疲れもあり、ウトウトモード。いやいや、次なる目的地、ここから北西方向に位置するカスティーリャ・イ・レオンのオルメド市へ、いざ出発。
バスに揺られて約2時間、見渡す限りの平地。この辺りは主にスペイン3大原産食材の一つ、麦の畑が、だだぁ〜っと広がっているのであります。これもスペインならでは、眠い目を擦りながら必死に目に焼き付けていました。

ふと気が付くと、そこは一瞬フランスのロワールの古城巡りの時のような森林の中を、ひたすらバスは走っていました。そこを抜けると、緩い斜面に、これんばかり!の良く整理されたブドウ畑。ここが”ラ・メホラーダ”。
ここは、DOルエダ内ではあるが、造られる赤ワインは、VTカスティーリャ・イ・レオンに認定されている、まだまだこれからの注目ボデガ。葡萄の樹も若く、3〜8年。日本でもお目にかかるスペインワイン”ドゥラトン”のオーナーが、2004年に創業と、まだ日は浅い。しかし、この建物は古く、1402年にアラゴン王フェルナンドによって建てられた修道院だそうだ。ここを改装してワイナリーとして使っている。
植えてある葡萄品種は、テンプラニーリョ、カベルネソーヴィニヨン、マルベック、シラー、そして、将来的に白葡萄のベルデホを予定しているという。

まだまだ数少ないバレルからのテイスティングや、ここが手がけている他のスペインワインをすべて試飲させていただきました。まだ日本には、紹介されておりませんが、これから注目に値するボデガだと思います。楽しみに待ちましょう。

さぁ、今夜はバリャドリッド市にて、ワインバルのはしごです。楽しみ楽しみ・・・。