ピーター&テルモのスペシャルディナー

テルモ&ピータースペシャルディナー

この日は、西麻布にあるフレンチレストランのザ・ジョージアンクラブにて、スペイン大使館主催のスペシャルディナーがありました。ここには、ワインジャーナリスト、オーソリティーの方々、酒販店、著名ソムリエの方々など、約30人程のスペイン大使館から招待を受けた方のみで行われました。
まずはテルモ・ロドリゲス氏のリオハの「アルトス・デ・ランサガ」に、ピーター・シセック氏の「ピングス」の垂直テイスティング。「アルトス・デ・ランサガ」は、00〜03の4種、「ピングス」は、98〜01の4種。そして、テルモより、DOマラガのドゥルセ「モリノレアル」の96と00。
続いて、第2部のディナーは、アミューズ、前菜は「魚介のマリネガスパチョ風」、お魚は「アイナメポワレ鶏のジュ」、お肉は「イベリコ豚のロティ6種のペッパー風味」、ケソ、ポストレは「ヴェルベーヌのクリーム桃のソルベ」。シェフは「スペインを意識し、若干の和テイストを加えた」とおっしゃっていました。(リクエストがあったそうです)
合わせたワインは、「ガバ・ド・シル 05」「ビニャ・トンドニア ブランコ 64」「アシエンダ・モナステリオ レセルバ・エスペシアル 98」「アルトス・デ・ランサガ 00」「H.モナステリオ ケンプス 99」「フロール・デ・ピングス 01」「モリノレアル 00」の7種。繊細なフレンチに、ドゥエロやリオハのしっかり果実味系モダンスタイルのワインは・・・???でしたが、思ったほど反発やマスキングするといった味わいは見られなかったので、十分に楽しめました。
私は、このスペシャルディナーや、明日のテイスティングセミナーを通して、少しでも高品質スペインワインが世の中で活躍できる場が増えれば・・・と願っております。そして、もっと素晴らしいスペインのワイン達と出会いたいですね。最後に素晴らしいディナーにお招きいただき誠にありがとうございました。
ちなみに、今回のお気に入りは「モリノレアル 96」でした。